2022年11月10日木曜日

「不存在の理由」を誤魔化す和歌山市

 

こんにちは、日向です。


2022年10月22日土曜日


――に書きました、目的外使用料の回答がさきほど届きました。


下をみてください。







結論は、開示しないことを決定したのが「全部」、つまり私が特定した時期に、スターバックスと蔦屋書店の賃料を、CCCは和歌山市に、1円も払っていませんでした。ようやく、これが動かぬ事実として、確定したことになります。





CCCが賃料を払っているのは、2020年6月5日以降であり、それより前の開業準備(通常3-4カ月)はタダで使用させていたわけです。


同じCCC経営のツタヤ図書館を開館した周南市が開業準備期間に350万円の賃料を払っていたのと比べると、いかに和歌山市はCCCに便宜をはかっているかということが、より鮮明になったばかりか、市民の貴重な公共財産を不当に一事業者に使用させていた実態があきらかになりました。



決定文書を詳しくみていきますと、まず、件名の部分は、さすがに前回勝手に書き換えらられていたことを抗議したためか、今回は、ほぼ私の請求文通りに記載されてはいますが、最後に付け加えた 以下の部分が省略されています。


なお、通常、新規開店の店舗は、オープン前の3~4か月程度、店舗のセッティングやスタッフの研修のため、3~4か月程度の開業準備期間が必要とされていて、2018年にカルチュア・コンビニエンス・クラブ運営でオープンした山口県周南市は、4か月の開業準備期間中に使用料357万円を周南市に納付している。



開示申出をした際の文面。周南市のケースを記載した後半部分は、決定書では省略されている。



請求された側としては、請求内容とは直接関係のない余計なことかもしれませんが、こちらの開示申出の真意を補強する内容ですから、省略せずに記載すべきだと思うのですが。



しかし、なんといっても、おかしいのは「開示しない理由」の部分ですね。




“和歌山市に支払った使用料ならびに、電気代、水道代、ガス代等の光熱水費の負担状況がわかる書面”は、行政財産使用許可が令和2年6月からであるため不存在


ん? なんですかね。このヘンな言い訳は。


和歌山市が許可したのは2020年6月からだから、それ以前の賃料・光熱費の負担状況に関する書面はない


というのは、理屈としては、一見通っているように思えますけれど、理由になっていません。【※1】


どうして不存在なのかは、たとえば、以下のような理由がないと、話はかみあいません。



1.開業準備期間は、使用料を徴収するものだとは知らなかった


2.開業準備期間中、CCCは、図書館内の店舗を使用しなかった(スタッフの研修等は別の場所で行なった)


3.使用料を徴収すべきなのは知っていたが、うっかり徴収するのを忘れていた


4.使用料を徴収すべきなのは知っていたので、無料で使ってもいいよと(口頭で)CCCに許可した


5.使用料を徴収すべきなのは知っていたが、CCCに便宜をはかるため、意図的に徴収しなかった



だいたい、理由としては、そんなところが挙げられると思いますが、この理由を一切回答せずに、自分たちが許可したのは2020年6月だからと言っているのは、典型的な論点ずらしです。


目の前にある形式(不作成、廃棄)だけを述べてはぐらかし、理由は口がさけても言わない、モリカケさくらの野党ヒアリングに応じる官僚みたいな不誠実な対応ですね。


この後の


また和歌山市が免除した決定文書は、作成していないため不存在


これも、なかなか、味わい深い文言と言えます。


注目してほしいのは、


開業準備期間中の使用料(光熱水費も)は、免除したとも、免除していないとも言ってないこと。



あとから、実は、口頭で免除したんですよ、たまたま忙しかったので、文書を作成するのを忘れていただけ。いま作成していますので、問題ないですよ。


そう言い訳できる余地を残しているんです。


【※1】和歌山市が許可したのは2020年6月以降のため、それ以前は、そもそも許可していない。よって、使用料免除の決定文書は不存在、と言っているようにも読み取れる。しかし、そうすると、今度は、CCCがこの期間中に使用していたとしたら、無許可使用になってしまう。これを「問題なし」とするためには、CCCは開業準備のために当時、市民図書館内スタバと蔦屋のスペースを一切使用していないことを証明しなければならなくなる。




さすがに準備期間中の賃料・光熱水費を一切免除していないとは、かなり言いにくくなってきましたので、読書活動推進課では、いま会計監査が入ったときに、どういうふうに言い訳をするのか、必死で考えているのではないかと思いました。


ひとつ付け加えておきますと、この絶体絶命のピンチを乗り切る、いちばん簡単な方法は、問題が大きくなったときには、誰かに責任をおっかぶせて、トカゲの尻尾切りをすることです。


CCCとの交渉を担当した図書館準備班の班長М氏は、昨年4月に別の部署に異動されています。


この人がCCCに口頭で無料使用の許可を与えていたのかもしれません。


市長の「CCCのいいようにやってやれ」という意志を忖度して("図書館の鑑定結果を出さない和歌山市")、CCCに便宜を払ったのかもしれませんが、


МさんがCCCから高価なお中元・お歳暮、あるいは接待をしてもらって、その見返りに便宜をはかったのではないの?


とみる人も実は少なくありません。


で、調べてみたら、この前任者がCCCに許可をしていたことがわかりましたと、和歌山市は、あとから釈明すればいいわけです。


そのときに初めて、許可した文書が本当にないのか、会議録はあるか、打ち合わせ記録があるか、上司の決裁をとったか



ということが、市民から厳しく問い詰められるわけですので、もしも、このМ氏になんからの落ち度があったとして処分すれば、まあ最悪でも、それよりも上には類が及ばず一件落着ですね。


ありふれた不祥事として処理されて、市長、教育長はもちろん、使用料免除を要求したかもしれないCCCについては、一切責任なしとされるのでしょうか。


ですので、現場の役人が自分の身を守るためには、たとえ打ち合わせのメモであっても、自分は不正を働いていないことを証明する文書を残しておくしかないんです。


関係者の方、いまからでも遅くないですから、ぜひ、当時の記録やメモをお送りください。


情報提供者の秘密は、厳守しますので、よろしくお願いいたします。


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2020年8月29日土曜日

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20206月》

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