2021年2月15日月曜日

忽然と消えたウィキペディアのCCC醜聞

 

こんにちは、日向です。


みなさんは、ネットで何かを調べるときに、ウィキペディアを参考にする機会は多いでしょうか。



グーグルやヤフーで検索をかけますと、どうしても上位にウィキのページが出てくるので、無意識にそれに書かれていることが事実なんだと思いがちですが、


ときどきウィキの“編集合戦”が話題になるように、誰でも編集できるわけですから、なかには「？」としか言いようがない記述もありますよね。


で、最近「あれっ」と思ったのが、ウィキの「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」についての内容です。


どなたか知りませんが、いつかしら、CCCの「TSUTAYA　TV」の項目に、こんなありがたい記述がありました。



消費者庁は2018年5月悪質な虚偽広告と違反を認定し措置命令を出した。2019年2月22日TSUTAYAに対し、同社の動画配信サービス「TSUTAYA TV」における景品表示法第8条第1項の規定に基づく不当表示で、稼いだ39億円の3パーセントの課徴金1億1753万円の納付命令を行なった。

TSUTAYAは一度、自社サイトで謝罪文を載せたのみ。親会社のCCC（株）の増田社長は、いまだ謝罪もせず、もちろん謝罪会見もせず、ダンマリを決め込んでいる。（ほぼ月刊ツタヤ書店【※1】 by SakujiHyuga 2019年4月）より


【※1】正しくは、もちろん「ほぼ月刊ツタヤ図書館」ですが、なぜか「ほぼ月刊ツタヤ書店」となっている。



誤解のないように、前置きしておきますけど、私が書いたわけじゃあないですよ。どなたかウィキ編集に詳しい方がこの文を追加編集されていたようなんです。


それが最近検索してみると、いつのまにか忽然と消えているんですね。この部分がスッポリと。



ウィキペディアのカルチュア・コンビニエンス・クラブ履歴表示







↓削除前の記述






消された部分については、書かれている内容は事実ではあるものの、


まぁ、この項目に拙ブログの紹介めいた記述があるのは、ちょっと座りが良くないような印象もありましたので、どなたかが削除されたのだろうと思いますけれど、だとしたら、別項目でもっと事実関係が整理された記述があってしかるべきではと思った次第です。


えっ、お前がやれ？　いや、ブログだけでも青息吐息なのに、他のページを編集するなんて、ちょっと無理です。



そんなわけで、CCCという企業にとって最大のスキャンダルである消費者庁に一億円の課徴金を課せられた虚偽広告事件についてのまともな記述がみあたらないのは、なんでかなぁと思います。


昨年、CCCが公共施設の運営を受託した香川県丸亀市、熊本県宇城市、大阪府門真市、さらには山口県宇部市（ウィキにあるように白紙に戻った）のどこの自治体でも、この事件について行政の人も議員のセンセイ方も、「そんなことあったなんて、知らない」とおっしゃるのは、ウィキに書かれたことでも簡単に消せるからではないのかと、ふと思った次第です。



ちなみに、拙ブログは、PVが増えるような対策は何もしておりません。ツタヤ図書館ウォッチャーの方や図書館界の方が、もしご関心を持っていただけたら広めていただけるだろうという程度の他力本願です。


CCCのような「宣伝がすべて」の企業からすれば、いくらでもネット上の世論なんてのは自分たちの都合のいいように誘導できると思っているのでしょうけれど、もし本当にそうなっているとしたら、世間がフェイクニュースだらけになってしまうのも無理もない話かもしれません。


本日は、そのような愚痴を書いて終わりにしておきます。



【最近の記事】

《2020年8月》●下関市の蹉跌～安倍総理の地元でもみ消された内部告発～●宇部市の“暗黒行政●コロナ禍を生き延びる法●パワハラ告発直前の丸亀市●公募前の官製談合会議？●丸亀市9つの“市民価値”●中林館長の丸亀市プレゼン●公募前に議会に呼ばれたCCC

《2020年7月》
●タウンワークの豹変●社名隠した求人広告●答申されなかった専門家会議●CCCと専門家会議をつなぐ点と線●CCC広報部へのメール●和歌山市は“CCCの下請け”？●パワハラ告発がぶちまけた丸亀市の裏事情●〇〇さんは、お飾りですか？●開示は、1枚です●丸亀市情報開示・CCC受託実績●和歌山市騙し討ち事件●“ツタヤ公民館”の衝撃●奇天烈な和歌山分類●新・和歌山市民図書館についての専門家コメント●図書館流通センターの暗躍（２）●図書館流通センターの暗躍（１）●企業秘密と説明責任

《2020年6月》
●和歌山市民図書館は、ICタグ装備せず●「ICタグと自動貸出機」はセット●自動貸出機についての補足説明●和歌山市民図書館の自動貸出機について●３８００万円の“安全対策”●出来レースの代償・後編●出来レースの代償・前編●専門家がほとんどいない審議会 ●『第9版　失業保険150％トコトン活用術』についてのお詫びと訂正 ●TSUTAYA占領地のレジスタンス ●疑惑まみれのグランドオープン ●“白塗り”に隠されていた告発意図

《2020年5月》

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《2020年2月》






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