2021年6月24日木曜日

“蔦屋書店とRIA”は、虫よけキラーズ?

 

こんにちは、日向です。


本日は、かねてより、次のツタヤ誘致自治体になるのか?と注目されてました、大阪府高石市についてです。


高石市では、南海本線・高石駅前で、鉄道高架事業に伴うまちづくりの基本構想に蔦屋書店がからんでいることはこれまで何度か取り上げてきたとおりです。


これには、第二幕がありました。


昨年決まった南海本線・高石駅につづいて、今度は、6/16告示で、同じように高架事業が進められているお隣の羽衣駅前のまちづくりプロジェクトについても、公募型プロポーザル方式にて、基本構想策定事業者の募集が始まりました。



https://web.archive.org/web/20210624121636/http://www.city.takaishi.lg.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/39/hagoromobosyuuyoukou.pdf



その第一弾として、事業者の参加表明の受付が昨日6/23まででしたので、担当部署に、その状況をお聞きしてみました。



参加表明についての応募状況については、募集中ということもあって、何も話せないということでしたが、


今回、羽衣駅参加表明企業の募集から、プレゼンまでの流れというのは、高石駅のときとまったく同じ手順だとおっしゃってました。予算が高石駅のときは、委託費2000万円だったのが、今回羽衣では委託費1500万円という違いはあるようです。



で、みなさんやはり気になるのが、高石駅前と同じく、羽衣駅でもカルチュア・コンビニエンス・クラブ関連の企業が選定されて、いよいよ高石市にツタヤ図書館ができるのかどうかってことだと思います。


結論から言いますと、その可能性は、かなり高いと言わざるを得ません。もちろん、あくまで私の推測なんですが。



羽衣駅前の再開発。http://www.city.takaishi.lg.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/41/pamphlet.pdf




すでに高石駅前の基本構想が蔦屋書店と日本測地設計のJVが担当することが決まっています。なのに、なにゆえ、その隣の羽衣駅でも駅前再開発をしないといけないの? って思われるかもしれませんけれど、南海電鉄の高架事業がこの2つの駅で、ほぼ同時に並行して進められています。


どちらも鉄道が高架化されることによって、ポッカリ空いた駅前一等地のスペースを活用してまちづくりにつなげていきたいというのは、当然の流れなんですが、今回の羽衣駅前については、むしろこちらが本命で、高石駅のほうがオマケだったのではないのかとすら思いました。


といいますのも、羽衣駅は、南海本線とJR西日本の阪和線とをつなぐ要所ですから、高石市としては、今後人口を増やしてまちづくりを活性化していくための起点にしたい場所です。



羽衣駅前には、CCCと懇意な建設コンサルタントのアールアイエーが土地区画整理事業等のコンサルタントとして活躍していて、すでに駅前にはタワーマンションも建っていますので、ここをなんとかして賑やかにしていきたいのでしょう。


そういう視点からみますと、昨年6月に高石駅前の基本構想算定事業者を公募型プロポーザルで募集して、蔦屋書店が選定されたというのは、とてつもなく大きな意味を持つんですね。



といいますと、丸亀市なんかもそうでしたが、これから公募に参画してくる事業者は、まず、関連するプロジェクトに先に入りこんでいる事業者がどこかをみます。


高石市の場合、すでに蔦屋書店がJVで入ってますので、そうなると、出来レースの匂いを敏感に感じ取る事業者は、なかなか参加しにくくなるもの。プロポーザルは、そこそこ能力の高く経験も積んだ人材が、数週間はかかりきりにならないと作成できませんので、可能性の低いところには、無駄な労力はさきたくないはず。



なので、お隣の高石駅前のプロジェクトで、すでにツタヤの関連企業が入っているとなると、どうみるでしょうか?


もし私が競合企業の担当者なら、迷うことなく、参加を見送ると思います。





和歌山市で「関西初のツタヤ図書館」を昨年派手に喧伝した南海電鉄、羽衣駅の関連事業のコンサルタントにはCCCの旗艦店である代官山蔦屋書店を手掛けたアール・アイ・エー、同じ市内で先行している隣駅高石駅前の基本構想を担当するのがCCCグループの中核企業の蔦屋書店


と、ここまでCCCに縁のあるメンツ綺麗にが揃っていますと、なかなか競合他社は群がってきません。


そういったこともまったく知らずに、羽衣駅前の基本構想策定に、おっとり刀で応募してくるなんていう企業は、果たして一社でも出てくるでしょうか?


言い方は失礼かもしれませんが、南海電鉄、アール・アイ・エー、蔦屋書店


これらの名前こそが、羽衣駅前のプロジェクトに、CCCの競合他社を寄せ付けない“虫よけキラーズ”の役割を果たしていると言っても過言はないでしょう。





かくして応募してくるのは、おつきあいか、ダミー企業だけに終わる可能性が高く、あとはいくら公平公正に選定したとしても、最後に選定されるのはカルチュア・コンビニエンス・クラブの関連になってしまいそう


というのが私の偏見による予想です。



ちなみに、昨年市民センターの指定管理者にCCCを選定した香川県丸亀市の場合は、「開業準備の支援業務」という、開館前の段階の業務をCCCが二社競合するなかで受託しましたが、その後の本番である指定管理者の公募には、一社も応募してきませんでした。すでにCCCが準備段階からからんでいるのを知ったライバルたちが早々に参加を見送ったのではと思うのは私だけでしょか。




かくして、高石市のケースでは、先行する同種プロジェクトにグループの中核企業の蔦屋書店(前身は、消費者庁に措置命令出された㈱TSUTAYA)が絡んでいる意味が、とっても大きいわけです。



その他、担当課長さんにお聞きしたことを箇条書きでメモしておきます。





・審査委員については、全員、市の幹部職員。事務局の人間は誰ひとり入らない。名前も肩書きも個人情報なのであきらかにできない


・審査は、書類選考時点で社名記載なしのコピーを審査員の部長に配って採点してもらい、プレゼンもすべて社名記載なしで審査したうえで、最終的に決定する。なので、特定企業をひいきすることはできないしくみになっている。


・高石駅前の基本構想はパプコメ募集したのに、1件もなかった。公民館が閉められていて告知ができなかったためではないか

→大阪府内では、このコロナ禍で、数多くの方がなくなっているのに、それどころではなかったのでは? 


・しかしまちづりは、計画も予定通り進めるとのことで、南海の高架事業が進んでいる(完成?)ので、それにあわせてやっていかないといけない


・企業のプレゼン内容も非開示になる


・プレゼンについては、企業の競争上の利益というか、独自ノウハウがあるので開示はできないと

→そんなこと言ってたら、市民は何もわからないけれど、ここに決めたということになりかねない


・そんなに最初から不正があるという前提で話をされても困る。公務員は、なるときに宣誓もして公平公正に行政を担うことに責任をもっているのに、なんで最初から不正があるみたいな前提で話をするのか?


→財務省でも、公文書の改竄が行われているので、公務にあたる人を無条件で信用することはできない



追記 書き忘れましたが、高石市では、羽衣駅前のプロジェクトとは別に、


高石市リノベーションまちづくり推進事業アドバイザー業務委託に係る公募型プロポーザル

http://www.city.takaishi.lg.jp/kakuka/doboku/jigyou_ka/topics/1623802052132.html


というものが発表されています。「リノベーションまちづくり」というのは、元祖が和歌山市で始まったもので、のちに国土交通省が同様の取り組みを全国で推進していくようになりました。空き店舗を活用してまちを活性化しようというものです。もちろん、国土交通省からの補助金も出ているそうです。




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