2021年4月2日金曜日

「ないものはない!」と逆ギレする和歌山市・宮地班長

 

こんにちは、日向です。


昨日4/1から新年度になりましたので、世間は人事異動で、新任の挨拶やら、書類等の引っ越しやらでおおわらわという人も多いのではないかと思います。


ツタヤ誘致の自治体では、開館後には担当部署の職員の方が次々と異動するのが常ですので、継続してお願いしている用件がある場合は、なにがなんでも3月末までには一段落するようにしないと、そのまま放置されかねませんので、気が抜けないところなんです。



ところが、さきほど


やられた!


と思わず声ををあげてしまいました。



和歌山市の読書活動推進課に、指定管理前後の図書館運営費の比較データをもう一度正確な金額を出していただけるはず(その経緯は、公式回答が“ウソ八百?”の和歌山市読書活動推進課 に書きました)が、


その担当者が4/1から別の部署に異動になっていたんですね。



数日前に電話でお聞きしたら、


いま忙しいので、もうしばらくお待ちください


と言われていて、異動になるから別の担当者に引継ぎしておくとか、そういうお話は一切ないままでした。


もちろん、行政のやることですから、部内ではちゃんと引継ぎはされているんでしょうけれど、ひたすら待っているこちらとしては、


これまでの経緯を知らない担当者に下手に交代されると、トンチンカンな資料を出してきたりして、また煙にまかれるのではないのかと不安なんです。



そこで、この件の責任者である図書館設置準備班の責任者(この方も異動されてました)の異動先を探して、連絡をとってみたんですよ。


すると、依頼しているデータの件は、すでに課長決済が終わっているはずだから、近くお送りできるとのことで、そうですか、それはたいへんお手数おかけしましたと、ほっと一安心したのもつかのま。



ついでに、先日問い合わせた開館準備のCCCとの定例会の議事録が8か月にわたってゴッソリなくなっていた件について再度、事情を知っている方は部内には残っていないのかをお聞きしましたところ、こう言われてしまいました。


だ・か・ら、共有フォルダを一週間かけてさんざん探してみたんですよ。だ・け・ど、その間の文書はないんですよ! 


いったい、何回同じことを言ったらわかるんだよ!


みたいなニュアンスで逆ギレされかけたので、思わずこう反論してしまいました。


大事な会議の議事録が一部分だけ抜けているのは、公文書を違法に廃棄したか、改ざんしているのに等しいんですよ。


それを、探してみたけどなかったなんていう一言で、開き直られても困るんですよ。


これからでも、当時の事情を知っている方全員に聞いてもらって、当時のメモでもなんでも記録が残っていないか調べてもらわないといけないようなことなんですよ。


共有フォルダにはなくても、個人のパソコンやノートにメモはあるでしょう。それをひとりひとり聞いていただかないと、共有フォルダを探してみつからなかったから、もうみつかる可能性はゼロなんですか?


行政プロセスの記録をなくしてしまったという重大な責任問題なんですから、1パーセントでも、どこかのある可能性がある以上、探しつづけるべきです。それを指摘されたからといって、人をクレーマー扱いするなんておかしいですよ




そうコーフンして、つい反論してしまいました。


みっともないなぁと、そこでふと我に返りまして


肝心のゴッソリ抜けている前後の議事録に名前のある人で、いまも市民図書館を管轄する部署にいる人はいないのでしょうか?


と聞いてみました。



下をみてください。



まず、最初の定例会が平成30年4/9からスタートしまして、ゴッソリ抜かれていたのが同年7/11の後からでした。


7/11の議事録には、


館長、副館長、宮地班長、中井、今岡


と名前が記されています。


いま話をお聞きしている異動した責任者というのが宮地班長です。


「中井さん、今岡さんは?」とお聞きすると、


「もういません」とのこと。



次に、ゴッソリ抜けていた議事録が8か月後に復活するのが、2019年3/5からです。







このCCCが作成したと思われる後半部分の議事録には、



坂下館長、額田副館長、前口様、山田様、宮地班長、中井様、今岡様、戸田様


の8名の出席者が記録されています。



この直前の会議でも、おそらく同じような面子でしょうから、宮地班長に、ひとりひとりの消息をお聞きしました。


まず坂下館長は、同じ教育委員会にはいますが、読書活動推進課にはいません。和歌山市民図書館をツタヤ図書館にした功労を認められたのか、いちはやく教育学習部長に出世されていました。


坂下雅朗元館長は、大阪市立大学の永田潤子・遠藤尚秀教授の『公共図書館と都市経営』(日本評論社)の共著者の1人として和歌山市民図書館をCCC指定管理にした“成功事例”を、昨年3/30の開館前に出版されています。



額田副館長は、この議事録の直後2019年3月で退職されていました。定年前だそうです。「転職したと聞いているが、転職先は知らない」と宮地氏はおっしゃいますが、本当に知らないのでしょうか?


残る前口さん、山田さん、今岡さんも、すでに読書活動推進課にはいないそうです。


戸田さんも、この4月に異動になったばかりだそうです。



で、ひとつ注目したいのは、CCCとの定例会は、全体会議(主に建築設計とそのスケジュール)と図書館サービスのみについて話し合う分化会とに分かれていて、そちらにメインで出席していたのは、退職した額田さんと前口さん、ということがわかりました。前口さんは、フルネームもいまどこに配属されているかも知らないそうです。


また、


サービスの会議には、必ずこの両名が出ているわけではない


とのことですが、このお2人が、新しい市民図書館のサービスをどうするかをCCCと話し合って決める立場にいたことは、確かなようです。


ゆえに、ゴッソリと抜かれた8か月間の議事録に書かれていた新図書館をどうするかについてCCC協議した内容が知りたければ、この2人にあたるしかないというのが結論です。



これまで、現場の方のお名前は、できるだけ出さないようにしておりましたが、今回、8か月間の定例会議の記録がゴッソリ抜かれていた事件の責任追及と真相究明のためには、担当課のお名前を出さざるをえないと判断しまして、その経緯として書かせていただきました。


これまで、私がこの問題の「責任者」と書いてきたのは、この3月末まで図書館設置準備班の班長だった宮地功氏でした。宮地氏には、先日も、会議録がなくなっていることについては、責任者としてお名前を出していいですか?とお聞きしたところ、それは構わないとのことでしたので、今回、拙ブログの取材メモみたいなものですが、あえて書かせていただきました。


なお、当ブログは、カルチュア・コンビニエンス・クラブや和歌山市の関係者の方もわざわざ訪れて読んでいただけているようなので、ぜひ、これをお読みいただいたそれら関係者の方には、本件について匿名で結構ですので右上のメールアドレスまで情報提供をしていただけるよう、改めてお願いいたします。


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4 件のコメント:

  1. 市民図書館サービス班長の前口和也さん・・・
    元同僚からフルネームも知らない言われてたんですか・・・

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    1. コメントありがとうございます。前口さん、まだ役所にいるんでしょうか?

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    2. 去年の4月の時点で産業交流局 農林水産部 中央卸売市場の方へ配置転換されたそうですが、私も市役所と縁が切れたのでその後は存じ上げません。お役に立てず申し訳ないです。

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    3. いえ、とんでもないです。旧市民図書館の貴重なメンバーの存在を消し去ろうとしているかのように思えます。ありがとうございました。

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