昨日書きましたTSUTAYA虚偽広告についての和歌山市の情報開示の件、
本日、ようやく担当者がつかまりまして、ことの経緯について直接話を聞くことができました。
要旨は、以下の通りです。
・TSUTAYAの不正は、今年2月の課徴金命令が出たときにニュースで知った。
・(昨年5月の措置命令にについては?)知らなかった。
・こちらで対応を検討した結果、備考欄に記載したとおり、CCCは、TSUTAYAと別人格なので問題なしとした。
・CCCからの報告は特にないし、こちらからも報告を求めていない。
・なので文書は存在しない。
・TSUTAYAは別人格との言説は法的に検討されたもの?
→図書館で決めたことだ。
・TSUTAYAは、CCCの100%子会社で、代表権もCCC社長が保持しているので、世間は、たとえ形式が別人格であっても、同一の企業とみるのでは?
→検討した結果、CCCは、TSUTAYAと別人格なので問題なしとした。
・たとえば三菱自動車が燃費データ不正事件を起こしたとき、「その試験は、子会社がやったので、三菱自動車本体は関与していない」と言い訳するのと同じ理屈だが、それが、世間で通用すると思うか?
→検討した結果、CCCは、TSUTAYAと別人格なので問題なしとした。
・法務部門等で、専門的な検討をしたのか?
→図書館内で検討した結果、CCCは、TSUTAYAと別人格なので問題なしとした。
というふうな調子で、最後のほうは、先方が同じ言葉をただ繰り返すだけの、押し問答でした。
この担当者は、愛想もよく返答が遅れたことを恐縮もしていたのですが、核心部分になったとたん
個人としての意志が消滅し、能面のような表情で(電話で顔はみえませんが)同じ言葉をただ繰り返すロボットのように豹変しました。
われわれ外からみると、これだけの違法行為犯したんだから、社長呼んで謝罪させたらとか、せめて謝罪文くらい出させたらと思いますが、この様子では、とてもそんなことができる雰囲気・状況にはないようです。
前に海老名の不祥事が起きたとき、ある図書館関係者の方が
「CCCは絶大なる政治力を持っている」と言っていたことを思い出しました。
和歌山市は、すでに指定管理(予定)者に物申すことすらできないようです。
改めて、CCCの権力の源泉はなんなのだろうかと思いました。
この件、可能であれば、一度記事にしてみたいと思います。みなさんのご意見もお聞かせください。よろしくお願いいたします。
「不祥事に無言」は無責任の極み? へつづく
“嘘つきTSUTAYA”を違法認定へもどる
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