2021年3月30日火曜日

丸亀マルタスがなぞる延岡エクロクスの前例

 

こんにちは、日向です。




本日は、3/22にオープンした香川県・丸亀市マルタス(市民交流活動センター)の続報です。


先日、関係者からの情報として書きました出店しているカルチュア・コンビニエンス・クラブ経営のスターバックスの正確な賃料が、情報開示請求の結果、判明しましたので、取り急ぎお知らせします。


・令和2年度は、2カ月分で24万6,870円 1か月12万3,435円


・令和3年度は、1年間で148万1,223円 1か月12万3,435.25円



というわけで、先日は、年間136万円で月約11万円とお伝えしておりましたが、正確には、それよりも少し高い月約12万円でした。


計算方法については、送られてきた説明を以下にはりつけておきましたので、そちらをご参照ください。









本来は、市役所庁舎の複合施設の再建築価格に、「カフェ等」が占める面積の割合と、条例で決まっている0.06(100分の6)をかけて、行政財産使用料が決まるしくみらしいんですが、マルタスの場合は、集客施設ということで、防犯やデザイン等により高い工事費がかかっているために、その分を上乗せする計算方式をしているそうです。



広さは、前回お伝えした通り約50平米で間違いはなく、スターバックスのカウンターとその前の専用スペース、商品を販売する平台を設置したスペースを含めた面積だそうです。




月12万円、年間賃料148万円というCCCが丸亀市に払う店舗の賃料を聞きまして、思い出したのが、2018年に宮崎県延岡市にオープンしたエンクロスです。


エンクロスは、CCCとしては初めて図書館機能のない市民センタ機能を持ったブックカフェ=ツタヤ図書館もどきといいますか、ツタヤ公民館となったわけですが、その賃料が年間250万円でした。指定管理料金は、丸亀市と同じ1億3000万円とくれば、


延岡ではこうしました


という前例を、丸亀市では、CCCがうまく踏襲させたのではないのかと思います。


丸亀市マルタスは、エンクロスとは違って蔦屋書店がありませんので、その分だけ賃料は、年間100万円ほど安くなっています。7000冊の書籍が閲覧できるスペースは、あくまでも公共施設部分です。



エンクロスの指定管理者選定は、市民からの批判が集まったため、形式だけコンペになりましたが、実質的にはいつもの出来レースだったと言われています。


丸亀市マルタスの場合は、指定管理者への応募自体がCCC1社のみでした(すでに募集前に丸亀市議会でエンクロス中林館長がプレゼン)ので、先日、和歌山市民図書館の司書資格率があらかじめ募集段階から決まっていたと指摘したのと同じように、CCCサイドからひな形が提示されて、それを丸亀市が、ただ丸のみしたということなんだろうと思いました。





ここからは、関係者の方からお聞きした、マルタスの脈略のない情報をメモしておきます。


・防犯カメラは、1階に17台、2階に15台設置


・入館者をカウントする入口ゲートは、5カ所設置


・どのように入館者をカウントするのかは、まだ把握していない


・指定管理料1億3000万円の内訳は、条例に従って開示しているので、誰が開示請求しても黒塗りになる


・その内訳は議会にも提出されていない


・その内訳は、指定管理者の選定委員会にCCCから提出されている


・選定委員は、その内容をみているはず。




まず、例によって入館者数をカウントするカメラといいますか装置がどのようになっているののかが、とても気になりました。


通過した人をすべてカウントして出入りの二で割るのか、それともそのままの数なのかですが、担当部署でもまだその点は把握していないとのことでした。


丸亀市のように市役所と市民センターの複合施設でしたら、役所に用があって出かけた人は、まず先にマルタスのぞいてから役所で用を済ませて、帰りにもう一度マルタスのぞいてコーヒー飲んだりしますと、ひとりでも3~4回は入館したカウントになりそうです。


なので目標の70万人なんていとも簡単に達成するはず。しかしそれは、水増しされた数字かもしれませんので、もし「年間100万人突破!」などということになった場合には、CCCお得意の景品表示法違反まがいの宣伝ではないのかととらえてしまいますね。




それより何より、おかしいなと思うのは、やはり議員さんが議会で質問されたときにわかった、指定管理料の内訳・根拠の資料がほぼ全面黒塗りで開示されたらしいことです。


3/4の丸亀市議会・本会議 総括質疑に立った、中谷真裕美議員の質疑のなかで出てきます。

http://www.marugame-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=694





関係者の方にお聞きしても、みなさん指定管理料1億3000万円が高いのか安いのかすら、わからないとおっしゃるんですね。


なるほど、内訳も根拠も示されていないんですから、評価できるはずがありません。


そもそも、指定管理料の内訳も一切知らされないまま、運営者を決定していること自体がとんでもなくおかしな話です。


議員にも知らされず、内訳を知っているのは、CCCから提案資料を提出された選定委員(といっても応募はCCCのみ)だけということは、高いか安いかわからないけれど、とにかくCCCに決めたから、つべこべ言わずに従えと言っているようなものです。


ちなみに、1億3000万円の指定管理料の額そのものは、例によって指定管理者の募集要項に5年間の上限額として明記されています。なので、これも募集前の段階でCCCから提示されたものをだた丸飲みしたということなんでしょう。



ちなみに、延岡市エンクロスでも、開館直前まで指定管理料がいくらなのか議員にも知らされていませんでした。


当時の延岡市での新聞報道によれば、


運営経費を見直すとしていた読谷山市長の答弁によってはじめて、人件費7200万円、イベント関係経費197万円、施設管理経費600万円、光熱費1500万円、スタバと蔦屋書店からもらう賃料年間250万円というのがわかったというんですから、もうメチャクチャですよね。



内訳や明細が一切わかりませんと、「1億3000万円は高い!」と批判もできませんので、本当にCCCの思うツボです。


ツタヤ図書館&もどきフランチャイズに加盟する自治体は、まともに協議すら、させてもらえずに本部であるCCC様のいいなりになるしかないような契約になっているんだなぁと改めて痛感した次第です。




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