2022年10月28日金曜日

和歌山市民図書館・光熱水費の「闇」

 

こんにちは、日向です。



和歌山市民図書館の光熱水費について、昨日、あちこち聞いてまわって、わかったことをメモしておきます。


まず、電力子メーターの名称ですが、和歌山市役所のどこに聞いてもわかりません。





建物を管理しているのは教育委員会の読書活動推進課なので、そこしか詳細を把握していないとのことですが、


ココに聞いても、指定管理~開館までを担当していた職員さんはほぼ全員が配転になっていて、わかる人が誰もいません。


窓口になってくれる若手の職員さんに、市民図書館のことをいつも聞くんですけれど、そのつど「確認します」とおっしゃっていただいて、次々と質問するのが気の毒になるくらいです。


多少わかっているはずのベテランの方は、なぜか電話には出てきていただけません。

課長さんは、いざというときには、ちゃんと対応はしてくれるんですけれど、細かいことまでは把握していなくて、結局、私の質問事項だけが、棚ざらしのまま、どんどんつみあがっていくような感じなんです。



再開発事業全体を統括している都市再生課にも連絡してみましたが、こちらは、


光熱費とかそのメーターについては、うちは一切関与していないのでかわらない


の一点張りです。


設計のどの段階から、メーターの設置場所が決まるんですか?


と聞いても、それもわからない。図面はないんですか? 協議はしたんですか? 第二電力との契約は?と聞いても、すべて、わかりませんと、もう、とりつくしまもないとは、このことかというほどの対応でした。


まぁ、少し前まで、さんざん官製談合疑惑の当事者として追及してきましたので、いまさら親切な対応を期待するほうが無理な相談かもしれません。



ところで、一昨日、電力メーター名についている「商」と「発」について、「商」が関西電力などレギュラー電源で、かつては「発電」を意味していた「発」は、第二電力の和歌山電力ではないかとのご指摘をいただきまして、早速、和歌山電力に確認してみましたところ、


市民図書館と契約はしていたが、それは移転前の旧館時代。現在は契約していない


とのことで、がっかり。またふりだしに戻ってしまいました。残念です。


ん? ということは、CCCの指定管理になったタイミングでどこか他社に乗り換えたのでしょうか。


ちなみに、電力の調達は、頻繁に和歌山市役所で行なっているようですが、いま発表されている入札一覧に市民図書館はありませんでした。

入札に出すのは、それぞれの施設の担当課からの依頼によってだそうです。




さて、そうしたなか、昨日、電力メーターにあった、駐輪場を担当している、まちなみ景観課に少しだけお話をきくことができたのが唯一の収穫でした。


たいした成果はないんですけれけど、都市再生よりは、ずっと丁寧に対応していただきました。


以下、まちなみ景観課に聞いてわかったことをメモしておきます。



・駐輪場の指定管理は、今年度からはJESが担当。令和2年からだったら、大揚興業が指定管理者。


・まちなみ景観課は、公益施設棟一階のスターバックスの外にあるトイレを直接管理している。


・大揚興業と負担割合50パーずつになってるのはそこ。CCCさんからのウチ向きの書類がそうなっている。一応、管理の負担割合は、50、50くらいだろうと想定したのでは。


・大揚興業は指定管理者として駐輪場を管理。まちなみは、大揚興業に駐輪場を指定管理に出す立場だが、そのトイレに関しては直接管理している。その割合が50、50だということ。


・負担割合については、最初に管理が始まるときに協議があったと思うが、そこについては自分は詳しくはない。協議には出ているとは思うが。実施設計? 竣工した後? わからない


・駐輪場始まったんは、令和元年年の10月。建物もそう。図書館は一部管理12/19。かなり前に決まっていた。割合はいつかからかわからない。


・まちなみ商、まちなみ発はわからない。第二電力との契約あるかもわからない。■契約はCCCがやっている。検針も管理も全部CCCしていた。支払だけうちがしている。細かいことは知らない。メーター検針も。実績(払い)ではない。いくら使って、合計いくらかかっているか請求はきている。


・請求額は、■直接ではなくCCCに払う。大揚興業も同じだと思う。


・コリドールは、建物の外側。屋根がある。訪問者が雨でも塗れずに歩けるところをコリドールと言っている。


・指定管理が86と太陽工業は14。棟に止める面の割合がそれくらい。


・協議は普段ない。言われたまま払う検針ちゃんとしてくれている。使用電力料(明細も)もらっている。


・電気屋さんが検針するのと同じ。それを信頼している。(←やたら検針出てくるが、それは通常、電力会社の仕事では?)


・施設全体を管轄する部署はない? 図書館棟の全体の管理は読書活動以外はない。建物の電気代、水道。環境的観点からデータを集めることもわからない。


・水道のまちなみ2F二階駐輪場。SF水道は、清掃用の水道。そんなに水を流す清掃はしてないはず。 駐輪場の管理用の水道は、だから0.0立法。


・施設全体を管轄する部署はない。図書館棟の全体の管理は読書活動以外にはない。建物の電気代、水道。環境的観点からデータを集めるところも知らない



というわけで、収穫といえば、電気代等の契約はCCCというところと、まちなみ景観課も大揚興業も、光熱水費を払うのは、CCCってところです。


いったい全体どういうことなのでしょうか? ますます謎は深まるばかり。


ふつう、誰もが容易にアクセスできるはずの公共施設における光熱水費のしくみが、和歌山市の指定管理者制度(CCCだけかも)においては、さっぱりわからい。それがとんでもなく高い(のちほど詳細なデータをあげます)ときているのですから、まことに不可解です。


この謎のスキームを把握しているのは、もしかしたらCCCだけかもしれません。それだけ「闇」は深いと言えるでしょう。


もし、当ブログを読んでくださっている和歌山市の職員がいらっしゃったなら、光熱水費のことがわかる文書(または匿名コメント)をごぜひ提供ください。


よろしくお願いいたします。



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2020年8月29日土曜日

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20206月》

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