2022年10月31日月曜日

速報・木更津市にツタヤ図書館ができる？

 

こんにちは、日向です。


まだ詳細は不明なんですが、


さきほど、千葉県木更津市が募集していた新市民交流ﾌプラザの基本計画の策定者にカルチュア・コンビニエンス・クラブを構成員とする事業体が選定されたとの情報が出てきました。


木更津市・（仮称）市民交流プラザ整備基本計画策定及び基本設計業務委託に係る事業者募集（公募型プロポーザル）　より


木更津市では、現在、2026年完成をめざして新庁舎（二か所）の整備が進められています。駅前に整備される複合施設に市民プラザが設置される予定で、その施設の基本計画・基本設計の策定事業者に、CCCが代表構成員となったコンソーシアムが選定されたということです。


このところ、いくつかの自治体の入札で、CCCが受託できずに苦戦しているのではとのウワサが出るなか、久しぶりの受託ということもありまして、なかなかしぶといなぁという感想なんですが、いったいなにをするのか中身がいまいちよくわからないんです。


市民センターといえば、CCCが運営している延岡エンクロスや丸亀マルタスをイメージしますので、その基本計画をCCCが策定するということは、


木更津市でも、CCCが運営するツタヤ図書館もどきができるのでは？


そう思いますよね。


いや、まだ基本計画の段階では、これからどうなるのかわからないので、本決まりには程遠いと言いたいところですが、いろいろと調べてみると、そうともいえず、CCCで最後までいく公算が大きいのではないのかって、思いました。


その理由としては、まず第一に、なぜかこの庁舎整備事業と並行して図書館建設の事業もスタートしており、こちらは、すでに今年7月に、新図書館整備へ基本計画の事業者が選定されていたんです。


https://www.nikoukei.co.jp/news/detail/463041　より


その事業者は、CCCでもアール・アイ・エーでなく、船場（東京・港区）でした。


https://www.city.kisarazu.lg.jp/jigyosha/nyusatsu/koubo/1010296.html




船場といえば、2018年にオープンした周南市立徳山駅前図書館の高層書架を手掛けたことで有名で、これまでいくつかCCC店舗の空間整備を担当しています。RIAと同じく、CCC御用達企業といってもいいでしょう。





ということは、もしかして、ツタヤ図書館誘致の計画が裏でコッソリすすんでいて、これからその出来レースの茶番が始まるのかって、つい、ツタヤウオッチャーとしては、考えてしまうんですね。


で、その話が、まんざら“妄想”とも言い切れないのが、周辺から漏れてくる情報です。


ある関係者が昨日、snsで、木更津市のこの事業について、


一次審査通過者だけに配布された資料のなかに、しっかりとCCC系列と思われる社名がクレジットされており、結果発表をみたらCCCが選定されたことから、なんかおかしいよね、という主旨の発言をされていました。


これ調べていきますと、どうやら以下のような資料が配布されていたことがわかりました。


(3)  市民交流スペースのあり方に関する提言       (提言者：一般社団法人まちづくり木更津、資料：中活コーディネーター業務報告書


(仮称)市民交流プラザ整備基本計画策定及び基本設計業務委託 プロポーザル実施要領 　より


注目したいのは、提言者である「一般社団法人まちづくり木更津」という団体です。

どうやら、この民間団体が、市民プラザの基本計画策定事業者を募集するかなり前（関係者によれば、数か月単位よりも前のニュアンス）から具体的な提言をしていて、その内容に「中活」つまり、国の中心市街地活性化に関する補助金制度を活用する内容が書かれていたようなんです。


担当部署に問い合わせてみると、この文書は、もちろん一般には非公開。開示請求をかけても出てくるのかどうかわからない（難しいニュアンス）とのこと。


ということは、募集の前から、影で動く人というか民間団体がいて、そこがこの計画を主導していることがわかります。そして、その計画にはしっかりとCCCの系列の名前がクレジットされていたというようなことなんです。


そのうえに、現在、耐震工事をしているの図書館に、建て替え計画が持ち上がっているということは、なにやら、いろんな思惑がそこで交錯しているんだろうということが、なんとなく推察できるわけなんです。


肝心の図書館部門や箱物の建設を担当している部署の担当者とは連絡がつかず、まだお話はお聞きできておりませんけれど、周辺をざって探ってみた限りでは、


これって最後までCCCでいくんじゃあないの？

と思うような印象でした。もちろん、99％CCCになると思われていたのに、土壇場でひっくり返された山口県宇部市のようなケースもありますので、まだなんともいえませんが。



しかし、ツタヤ図書館なんてとんでもないと思われる、地元市民にとっては、1分1秒を争う事態になってますので、反対するのなら、急がないといけません。


反対の声が大きくなればなるほど、CCCにとっては、厳しい事態になりますので、まずはどうなっているのかを調べてみてください。


市当局や教育委員会、市議などに説明を求めながら、今後、本当に図書館は建て替えされるのか、その運営は指定管理者になるのか、どういうしくみで事業者を選定するのかなど、追及することはたくさんあると思います。


よろしくお願いいたします。



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2020年8月29日土曜日

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《2020年6月》

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