2022年8月4日木曜日

読谷村のSPCからクレームがきました

 こんにちは、日向です。



沖縄県読谷村の(仮称)読谷村総合情報センターの件ですが、



その後も、PFI事業を担って読谷村と契約したSPC(特別目的会社)黄金環株式会社では、


議会承認後に、役員(代表者)変更があった件について、事情を説明するリリースは発表されておりません。


おそらくこのまま説明されることもなく、うやむやにされるんだろうなと思っておりましたところ、


先日メールでのご回答をいただきました担当役員の方から、さきほど、再度ご連絡メールをいただきました。



私があらかじめ先方が提示する取材条件を丸飲みしたうえで、取材の申し込みをすることは難しいので、ブログや記事の読者の方から寄せられた疑問点等について、直接、広報活動として回答したらいかがですかとした件については、


それならば筋違いなので回答はしないとか、


あとは、私が「正式な取材しか受け付けず、一般市民からの質問には、ご回答されていない」


とブログに書いたのは事実と異なる、私的なやり取りの回答を元に曲解して伝えられるリスクを避けるため取材条件を設けた

――等の内容が書かれており、かなり御立腹なご様子なんです。


さらには、私の電話連絡に対して、


スタッフが精神的苦痛を感じた


とも書かれており、要するにクレームですね。



で、あらためてみてみましたら、確かに同社では、


「正式な取材しか受け付けず、一般市民からの質問には、ご回答されていない」


というふうに対応を、これまで明確にされているわけではないので、この点は、私の勝手な思い込みだったようです。


なので、返信で素直にお詫び申し上げました。



また何度かの電話連絡で、多少不躾に「黄金環の電話番号を教えてください」と申し上げたのも


あまりよくなかったなぁと反省しまして、その点についてもお詫び申し上げたところです。




そのうえで、私の立場としましては、読谷村に20年契約のツタヤ図書館事業については、


これまで一度も事業の詳細について、行政側から説明会が開催されたことがなく、


せめて説明会くらいは丁寧にやってほしいという声が地元でも、かなりあがっており、


以下のサイトで、署名活動にも発展しているんですよ。







読谷村総合情報センターとは?PFI事業って何? 子やうまぐぁまでどう繋いでいくの?住民説明会を開いてほしい!


6月の上旬に始まってますから、そろそろ村長か村議会に提出されるかもしれませんね。



そういうなかで、民間側の司令塔ともいえるSPCも丁寧な説明をしてほしいということをお願いしているだけです。なにがなんでも取材をしたいとか、スキャンダルを暴きたいなんて気持ちは、さらさらないんです。


もちろろん、おかしなことがあれば、そのつど批判はしますけれど、あとは世間の人が判断されるだけのことです。




それにしても、前回のメールで、いきなり取材条件をつけてこられるというのは、正直、違和感がありましたね。


ああいうのって、報道ではあまりないんですが、あえていえば、芸能マスコミでは、日常的にありますね。


この写真は使うなとか、こんな質問はするなとか、会見の前に注目つけたり、


お気に入りのメディアだけに取材させたりも日常茶飯事。


もしかして、この担当者の方って、芸能界のご出身?


なんて勝手に想像してしまいました。



ああ、いけない、いけない、こんなこと書くと、またクレームのメールが来て怒られそうです。


すみません。単なる個人的な感想なので、お気になさらないでください。


よろしくお願いいたします。



【以下、いただいたメールへの返答】


黄金環株式会社
〇〇〇〇〇 〇〇〇さま


いつも、お世話になっております。

たいへんご丁寧なご回答をいただきまして、誠にありがとうございます。

前回のメールにて、お願いした件ですが、私の説明があまり上手ではなかったため、

もしかしたら、こちらの真意を十分にご理解いただけなかったのかもしれないと思いましたので、改めてご説明させてください。


(先方のメール一部引用)


まず、私が申し上げましたのは、貴社の活動が今後20数年にわたって、沖縄読谷村における公共事業を担われる準公的機関としての責務を負っておられますので、私への回答がもしご都合が悪いようでしたら、ダイレクトに一般の市民・村民の方に伝わるよう


丁寧な広報をお願いします、という意味で申し上げました。

なので、私の記事・ブログの読者は、そのなかの一人としてご紹介したにすぎません。


特定の個人に対しての説明というよりも、貴社がその重責を担っておられる、仮称・読谷村総合情報センターについては、

すでにご存じの通り、事業内容について理解できないことや、あるいは不安に思っていることがたくさんあり、

それらについて説明してほしいという、村民・市民の方たちによる署名活動も始まっており、数百名の方がそれに署名されたと伺っております。近く村長に提出されるものと思います。


そうしたなかで、もちろん行政サイドが説明会を開催することも重要ですが、一方で、SPCとして、代表者が変更するなどの

重大な出来事がありましたら、それについてもやはり、そのつど、村民・市民の方が理解できるような、平易な言葉でより丁寧な説明は必要だろうと思いまして、

その旨をお伝えし、私への回答が、もしご都合がわるければ、直接、村民・市民の方へ広報していただけるようお願い申し上げた次第です。


(先方のメール一部引用)


拙文に、失礼がありましたら、すみません。

拙ブログにつきましては、報道記事ではありません。単なるメモのようなものです。鍵はかけておりませんので、ごく少数の方がみられているようなもので、検索してもおそらく出てこないと思います。

とはいえ、たとえメモであっても、もし事実と異なることがありましたら、ご指摘いただけると幸いです。できるだけ、迅速に対応させていただきます。

取材条件につきましては、ふだんマスメディアとご接触されておられる〇〇〇(役職名)もよくご存じだと思いますが


私の一存で決められるものではありません。掲載メデイアサイドの編集権の問題がからんできますので、事前に取材条件を丸飲みして、取材をお願いすることは、通常の報道機関では、難しいです。


なので、今後は、記事執筆を前提とせず、一市民として、質問をさせていただきますので、もし、よしければ、ご回答いただけましたら幸甚に存じます。


それから、電話対応についてですが、私の不躾なご連絡が、貴社の皆様にご不快を与えたとのこと、たいへん申し訳なく存じます。

おそらく、「黄金環の電話番号を教えてください」と何度か、お願いしたのが、御不快だったのではと推察いたします。

今後は、そのような不躾な行為は厳に慎みたいと存じます。


黄金環というSPCは、電話対応は受け付けておらず、すべて問い合わせコーナーからということですね。


なお、釈明させていただきますと、

今後20数年にわたって、総額37億円のPFI事業を担う司令塔ともいえるSPCが、連絡先電話番号も存在しないというのは、われわれの常識からすれば、到底信じられないことであり、

なにか特別なご事情があおりだったのではないかと、これまでは、漠然ととらえておりましたが、特になにかご事情があったわけではないものといまは理解しております。

しかしながら、これだけは申し上げておきますと、〇〇〇が手掛けておられるのは、プライベートな事業ではありません。おおやけの事業です。

おおやけの事業を担う企業には、一般企業とは違ったレベルの説明責任が生じるものです。

株式を公開された企業が、ステイクホルダーに対して負う説明責任よりも、その対象は広いと理解しております。

準公的機関であるSPCの広報は、一般的な民間企業のそれとは、根本的にその性質が異なるものと、われわれは期待しております。

なので、私に限らず、日本国内でもほかに前例がないような、公共図書館と公文書館に村史編纂室も備えたチャレンジングな試みといわれております、読谷村の総合情報センター事業に関心を持たれた方は、

疑問点、不明点などにつきまして、おおいに話題にすることも、これからますます増えると思います。

そういった際、先日、メールで例示させていただきました、酒田市の光の湊プロジェクトのような広報体制で、常時正確な情報を提供していただければ、おそらく御心配されているようなことは、まったくないのではないのかと考えておりますが、いかがでしょうか。

失礼の段、ご海容ください

今後とも、どうぞ、よろしくお願いいたします。

日向咲嗣




【2022/8/8 10.30追記】

上記のメールについて、さきほど、黄金環の担当役員より、再度以下の内容の返信メールがありました。


取材条件については、


・掲載予定メディアから直接相談があれば、改めて協議させてほしい


・ブログもオンラインメディアの一つであると当社では認識している。貴殿からお問合せはメディア関係者からの問合せと理解している


・ブログ掲載が前提の場合は、提示した取材条件に同意の上、問合せしてほしい。



――とのこと。あくまでも私企業としての対応に終始しており、私からお願いしました、PFI事業を担う準公共機関として、広く村民・市民に対する情報公開の責任を果たすことについては、理解されているご様子はありませんでした。まるでスキャンダルを書かれた芸能事務所みたいな拒絶反応です。


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