2022年3月6日日曜日

読谷村の“牛歩回答”【3/14 19時40分追記あり】 


 こんにちは、日向です。



先日、質問をブロックする読谷村企画政策課  に書きましたように



昨年末に、ツタヤ図書館を誘致することを決めていた沖縄・読谷村の担当部署では、



私の質問に電話で回答することを拒否し、


これからはすべて文書で回答します


と課長さんから直々に告げられておりました。


そこで、すぐに比較的簡単な質問をメールで担当部署にお送りしておきましたところ


9日後の先週金曜日に、その回答が送られてきました。


下をみてください。てっきりメールで質問したら、メールで回答いただけるものと早合点しておりましたが、

















蓋をあけてみたら、その文書が普通郵便で送られてきました。(簡易書留めでも速達でもありません)




回答の中身は?というと、事業者が募集要項について質問した際の回答のような、ガチガチの文章なんです。


2番と3番が「ご賢察の通りです」と定型文になっておりますけれど、3番は、ホームセンター運営主体はどこなのか?と聞いていて、カッコして「構成企業? それともCCC?」と二択の質問形式にまで落とし込んでいるにもかかわらず、それについてはシカト、いえスルーされているんですね。







さすがにこれは黙っておれないと思いまして、企画政策課の担当の方に、すぐ電話して抗議しました。


再質問はこの場でできる?


とお聞きしましたところ、


再質問も文書でお願いします


と言われてしまったんですね。


で、ここからは要望ですが、


こういう文書でやりとりをしていたら、ひとつの疑問に一週間以上かかってようやく回答をもらても、さらに再質問となりますと、二週間、三週間もかかってしまいます。もし、これが郵便でなくメールでいただければ、回答が得られるまでに少なくとも二、三日は早くなりますから、せめて回答ももメールでいただけるよう改善をお願いします


ということを申し上げました。




自分たちが望むような提灯記事を書いてくれるメディアには、懇切丁寧に説明するけれども、少しでも気に入らないことを書くような奴の質問には答えない


のは、さすがに批判されるので、答えても実質意味のないようにしてしまう、まぁ嫌がらせですよね、ということをしたくなる気持ちはわからないでもないんです


でもね、これ公務ですから、まっとうな行政であれば、市民の疑問にはきちんと回答する義務があり、その回答をわざと遅らせたり、部内で慎重に検討するフリをしているのかどうかまではわかりませんけれど、実質的には、質問内容をシカト、いやスルーしたりするのって、いくらなんでも子どもっぽいにもほどがあると思うんですよ。



私がしている質問は特にややこしいことではありません。電話なら3分で解決することです。それに手間暇かけて起案して、首長まで決裁をとって、首長名義で回答するというのは、よほど、何か勘繰られたらいやなことがあるんじゃあないかと思ってしまいますね。つい先日までは、なんでも気軽に答えてくれたのに、一体何が気にいらなかったのでしょうか。




もうひとつ気になったのは、この文書の送付先です。私は、村長あての開示請求書には住所と連絡先を書いています。なので、開示請求の結果、開示された文書が、総務課かからその明記した住所に送られてくるのは、ふつうのことです。


ところが、今回私が質問したのは、村長あてではなく、企画政策課のメールアドレスに担当者あてにお送りしたもので、そこには住所は書いていません。当然メールで回答もらえるものと思っていたからです。


それが、いつのまにか村長あての質問にされてしまって、総務課に出した私の開示請求書に明記した住所あてに、総務課ではなく、企画政策課が回答を郵便で送ってこられるというのは、ちょっと、首をかしげざるをえないんです。



それでしたら、一本携帯に電話してもらって、開示請求書の住所に回答を送りますが、と言ってくださればいいのに、ただ黙ってぽんと送られると、私の個人情報を村内の各課で勝手に共有されているように感じるんです。


私は物書きなので、それでもまったく構わないのですが、もし市民が役所とこういうやりとりをしていたら、嫌な感じを抱くでしょう。


最近の役所は、そのへんとってもナーバスで、だいたいどこでも、文書を送っていただく際には、開示請求の案件とは別に、送付先の住所確認をされます。


まぁ、細かいことなんで、ほかになにもなければ、そこまでめくじらたてることはないんでしょうけれど、メールの質問に文書で回答されるというイレギュラーなことがあっただけに、余計不信感を覚えてしまいました。



ところで、話に元に戻りますけれど、ものすごく時間をかけた結果、文書で四角四面の内容のない回答をするというのは、かつて「お役所仕事」とさんざん市民に批判された行政サービスの典型です。


皮肉なことに、ツタヤ図書館という、これまでの役所の発想を根底から打ち破る斬新な計画を推進したとたんに、その「お役所仕事」の流儀が復活してしまう。それでいて、個人情報の役所内での扱いはルーズときているのですから、これは批判されても仕方ないのではないのではないかと思います。


メールでの回答は、検討します


とのことでしたので、これを機会に、読谷村の役場内での、さまざまなことが市民本位の方向に改善されることを期待しております。


よろしくお願いいたします。


【3/14 19時40分追記】 

※ 2/24の質問内容について、回答漏れ(冒頭に掲載した文書の赤線部分)を3/7に指摘しておりましたところ、本日3/14に、読谷村企画政策課より追加回答が郵送で届きました。以下の通りです。比較的簡単な内容についての疑問を解消するのに18日かかりました。この後、日付が記載漏れだった開示資料については、まだご回答をいただけておりません。






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2020年8月29日土曜日

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