こんにちは、日向です。
2021年6月24日木曜日の当ブログ
に、大阪府高石市が、南海本線・羽衣駅周辺の基本構想に
CCCの関連企業を選定するのでは、という予想を書きました。
その選定結果が本日、正式発表になっておりまして
市のサイトをみてみたら、見事に私の予想は外れていました。
http://www.city.takaishi.lg.jp/kakuka/doboku/jigyou_ka/topics/1628208482280.html |
羽衣駅周辺整備基本構想策定業務 公募型プロポーザルの結果について
選定されたのは、
株式会社市浦ハウジング&プランニング大阪支店・株式会社スピーク共同事業体
でした。
市浦ハウジング&プランニングは、まちづくりコンサルタント会社としては、歴史と伝統のある著名な企業のようですし、
株式会社スピークも、「東京R不動産」などのプロジェクトを手掛けたことで知られている建築・不動産のプロデュース企業です。
CCCや蔦屋書店、さらにはいつも同社が関与するプロジェクトで名前の出てくるアール・アイ・エーは、結局、選定されませんでした。
6月24日の当ブログでは、先行する高石駅で、南海電鉄、アール・アイ・エー、蔦屋書店という“役者”がそろったところに、他社は、もう参入してこないのではないのか?
と予想しましたが、実際には5社の応募があったそうなので、その点でも、私の予想は大きく外れてしまいました。
まったくもって、お恥ずかしい限りです。
だったら、高石市の人は、一安心じゃあないの?
一瞬、そう思ったものの、いや、待てよ、スピークって、なんか聞いたことあるなぁ
そう思って検索してみると、2013年に代官山蔦屋書店とスピークが手掛ける「東京R不動産」がコラボする「編集の家」なるプロジェクトを行っていたことがわかりました。
東京R不動産と蔦屋書店 「住まい」の提案、「編集の家」を出展 / 代官山 蔦屋書店が「HOUSE VISION 2013 TOKYO EXHIBITION」に期間限定出店
https://www.ccc.co.jp/news/2012/20120218_000508.html
この共同経営者の1人の方が登場する、ほかのネット記事のインタビューをみていると、そこに増田宗昭社長と一緒に写っている写真も出てきて、もしかして、この会社はCCCととっても仲がいいのかもしれないな
――との疑念が沸いてきました。
今回、高石市の羽衣駅周辺整備基本構想策定業務 には、そもそも応募者が5社あり、そのうち3社が書類選考を突破してプレゼンまでいっているのですが、
その中には、お隣の高石駅の基本構想を蔦屋書店とのJVで落札したはずの、日本測地設計の名前もありました。
あれっ、日本測地設計は、高石駅では、蔦屋書店とJV組んで一緒に出てきたのに、羽衣駅では単独で応募してきたというのも、いまいちしっくりいかない話です。
羽衣駅の再開発でも、当然、同じJVで応募して、高石駅と緊密に連携にしたまちづくりのプロジェクトにしていくというのが常道ではないでしょうか。
CCC関連は応募しなかったのか、それとも単独で応募して、書類選考で落ちたのかのどちらかかといえば、後者は考えにくいので、
CCC関連は、応募しなかったとみていいかと思います。
CCCとすれば、高石駅周辺の基本構想を自社で手掛けて、すでにこの8月に駅前の三セクビル「アプラ高石」のなかに、
「TSUTAYA BOOKSTORE 」をオープンすることができたので、それで満足なんでしょうか?
あとは、同じビル内に入居している市立図書館の運営業務も受託をねらっているのでしょうか? あるいは高石駅前に複合施設のビルが新たに整備されたら、そこに入ればいいのでしょうか?
いや、そんなショボイ話でもないような気がします。
地方経済は縮小の一途をたどっていると言われるなかで、いまどき巨額の補助金が注込まれる南海電鉄の高架事業と、それに連動して進められている
国交省の中心市街地開発の補助金を活用した事業に、あのCCCがくらいついてこないはずがない。
だとしたら、基本構想の後に、整備された施設の運営者として、いきなり主役に踊り出てくるのでしょうか?
そういう可能性もまだ残っているのではないのかと思いました。
果たして、みなさんは、このニュースどのようにご覧になられているでしょうか。
よろしくお願いいたします。
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