2022年6月3日金曜日

質問回答まで代行するPFIコンサルタント

 

こんにちは、日向です。



読谷村の不正疑惑について書くために、しばらくブログには、ネタバレしそうなことは一切書かずにおりましたところ、



いつもなら、すぐにでも書いていたネタがいくつも眠ったままになっていました。



本日は、そのひとつを書いておきます。



下の画像をみてください。






いつも、PFI関連の情報を教えてくれる図書館関係者の方から


こんなのがありましたよ！


と送っていただいたものです。




日本ＰＦＩ・ＰＰＰ協会のHPに掲載されていたもので、図版の中の文字を拡大して詳しくみないと気づかない内容なんですが、






こう書いてあるんです。



　コンサルタントによる万全のサポート

　★通常の PFI 事業でのアドバイザリー★

　・公表資料のリストアップ

　・資料案の作成（草稿～本稿）

　・他事例の説明

　・質問回答のまとめ

　・選定委員会の運営支援     

　・市場調査（地元企業含む）


　全ての業務をコンサルタントが行います！




日本PFI協会とは、


地方公共団体、民間企業がPFI事業方式の考え方、実施手順を正しく理解し広範に活用することを支援する為の啓蒙活動、そして政府・関係機関に対する政策提言等を行うことを趣旨としてNPO法に基づく非営利組織として設立


された団体。ココが自治体のPFI事業をサポートしているわけですが、この部分には、守備範囲について書いています。



コンサルタントによる万全のサポート


として、


　・公表資料のリストアップ　からはじまって、・資料案の作成（草稿～本稿）・他事例の説明・質問回答のまとめ・選定委員会の運営支援  ・市場調査（地元企業含む）


までめんどうみてくれるというんですから、ホントに至れり尽くせりです。



で、そうしますと、われわれが、自治体のサイトなどで、事業のプロセスについてみている文書は、自治体の担当者ではなく、こういうコンサルタントが、ぜーんぶ作成代行していることになりますよね。


コロナ禍で、直接会議や打ち合わせがしにくくなり、なかなかPFIとかも進めにくいなかで、この協会は、自治体向けのページで、


ぶっちゃけ、うちらここまでやりますんで！　ヨロシク！


みたいなアピールをしているわけなんです。



もしかしたら、これ、業界の常識なのかな？



なんて思いました。


なので先日、紹介しました私が読谷村へ出していた質問状の回答なんかも、もしかしたら、契約のなかに、質問への回答業務も入っていて、疑惑の伊庭さんなのか、それとも、まったく別のコンサルタントなのかはわかりませんが、回答文を作成しているのかもしれません。








もう、ほんとになにからなにまで、お世話しているのかなぁ


なんて思ってしまうわけなんです。


“・資料案の作成（草稿～本稿）・他事例の説明”くらいまでは、まぁいいとしても“・質問回答のまとめ、・選定委員会の運営支援 ”となりますと、さすがに、そこまで自治体は、外部委託しちゃっていいのかなぁって思いますよね。


・選定委員会の運営支援　となりますと、人選まで入るかどうはわかりませんけれど、少なくとも、採点基準の設定から、実際の採点、選定結果の報告までを、外部のコンサルタントに、すべて任せてしまっていることになりますね。




ちなみに、この日本PFI協会には、読谷村も特別会員に名前を連ねていますから、


村では今回の「仮称・総合情報センター」のPFI事業は「コンサルタントには委託していない」と否定していますけれど、ココから派遣されたコンサルタントが、質問への回答なんかも作成していも、決しておかしくはないわけです。


https://www.pfikyokai.or.jp/member/member-public.html　より





なるほど、だから突然、読谷村の企画政策課の課長さんは「質問にはすべて文書で回答する」と言い出したのかなぁ


なんて思いました。



とりあえず、本日はこのくらいにしておきます。


よろしくお願いいたします。


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2020年8月29日土曜日

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《2020年5月》

《2020年4月》

《2020年3月》

《2020年2月》







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