2022年1月31日月曜日

家賃は本当に下がらないのか?

 

こんにちは、日向です。


月イチで連載しておりますビジネスジャーナルですが、今月は、「家賃を下げる法」についての記事を書きました。


家賃が月6000円下がった!一度は断られた値下げ交渉、大逆転までの実録



1/29土曜日の朝にリリースされまして、ご紹介するのがすっかり遅くなってしまいました。


いまさら、マヌケな感じでここに書くのも、なんとなく気が引けるんですが、


さきほど、掲載記事をみにいってみたら、この記事、なぜかアクセスランキングがグングン上がっているんですよ。


1月31日午前1時現在、ジャーナリズム部門第1位、総合部門2位となっていまして、へぇー、この手のネタは、結構興味持たれるんだなぁと、書いた本人が驚いている次第です。


    家賃が月6000円下がった!一度は断られた値下げ交渉、大逆転までの実録より 




ツタヤ図書館問題や都立高校の偽装請負追及の記事では、アクセスランキング上位に食い込むことは、めずらしくないのですけれど、この手の地味なマネー記事ですと、タイトルみただけで、みなさん「ふーん」で終ってしまうのではと思ってましたので、これは意外でした。


もっとも、拙ブログも含めて、私は、あまりPVを稼ぐことには執着していません。執着しだすと、だいたいロクなことにならないですから。




ところで、この記事の元になった拙著『家賃は今すぐ下げられる!』(三五館シンシャ)は、2018年12月刊行と、もう3年も前の本なんですよ。


家賃は今すぐ下げられる!



一般的なビジネス書は、だいたい3年もすれば、鮮度が落ちてあまり顧みられなくなるものなんですが、


それが3年たっても、あまり色あせていないようなので、これはこれで、ほっとしているところです。


ただし、今回BJの記事で取り上げましたのは、昨年2月にご報告いただいた、読者の方のケースです。


4万5000円の家賃が、管理会社と交渉をしたら3万9000円の6000円安くなったという実例を、ことこまかにレポートしています。



単行本のほうは、ちょっと驚かせるようなタイトルがついていますが、書いているのは、ごく常識的な内容ぱかりです。


あえてひとつだけコツをあげるとすれば、裁判所の「調停」という法的措置を“伝家の宝刀”にしまして、いざとなったらそれを抜くぞ!と迫ることです。



交渉事というのは、カードの切り合いですから、手ぶらで交渉にのぞむと、こちらの提案を却下されたらそれで終わります。


いまより家賃の安いところをみつけてきて、家賃の値下げを拒絶されたら、


わかりました、それでは出ていきます


というのが賃借人の最後の切り札なんですが、その前に


大家さん、すみません、もし、いくらにしてくれるんでしたら、契約更新しますよ


という交渉を、おおやけの場でやるというのが調停なんです。


簡易裁判所とはいえ、わざわざそこまで出ていくのも面倒だし、もし交渉決裂して出ていかれたら、何カ月も空室になって損かも


そう考える大家さんでしたら、わりと話はスッキリとまとまるはずです。


ということでした。


よろしくお願いいたします。


昨年10月25日朝日新聞、10月26日読売新聞に版元・三五館シンシャの広告が出ました。

三五館シンシャは、出版界全体が縮小を続けるなか、実録シリーズで、次々とヒットを飛ばしている異色の出版社。



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