2020年12月23日水曜日

宇部市で蠢くRIAのミステリー

 

こんにちは、日向です。


昨日、書くつもりだった宇部市でのアール・アイ・エーについて、できるだけ論評抜きに、わかった事実だけメモ代わりに書いておきます。



12月16日、宇部新川駅前再開発コーディネイト業務委託をアール・アイ・エーが落札しました。


落札価格は300万円。


関係者によれば


「事業内容にこころあたりはありません。市長交代のどさくさに紛れて発注した可能性はあります」とのこと。


興味深いのは、入札状況です。


・入札は9社で、5社は辞退


・3社は入札予定価格の307万7000円と同価格


・7万7000円安いアール・アイ・エーが300万円ジャストで落札(税込み330万円)


・駅前コンサルはいったん見直すとなっていたのに、いまごろどうして?


・コーディネイト業務とは、業界で口利き料とか紹介料のことを意味する





さて、ここからは、今年10月に書いた当ブログの別のエントリーの一部を引用しておきます。




2020年10月17日土曜日

宇部日報と河村建夫議員

 


引用ここから


宇部新川駅前の再開発について、数年前から市の事業でコンサルタントが入っているのですが、その成果物である報告書が一切出ていないとのこと。




この委託費が4年間で約1000万円。進捗状況はどうだったのかというと、地権者が売却なのか、権利変更計画なのかわかりませんが、このコンサルの申し出に応じず、すぐに断っているらしいんですね。




だったら、そこで再開発の話は終わっているはずなのに、その後も何年も委託費は払われているらしいんです。




このコンサルタントが、例のアール・アイ・エーです。




中心市街地、とりわけ和歌山市のように駅前の再開発が得意な会社ですから、いま問題になっているトキスマと同時に、駅前の再開発も手掛けていてもなんら不思議ではないのですけれど、市がまったく成果もないのに延々と委託費を払い続けているのは摩訶不思議。





もしかして、それって、実態のないダミーの事業じゃあないの



って疑う人まで出てきているわけなんです。



引用ここまで


結局、私が疑っていた河村建夫先生とアール・アイ・エーとはなんの関係もありませんでしたので、この話は、私の単なる妄想で終わったわけですが、




じゃあ、アール・アイ・エーが宇部市新川駅の再開発で受託した業務って、なんだったのか?


これがいまだに、ナゾといいますか、よくわかっていないんです。



関係者によれば、平成30年度分の入札額918万円について、今年9月に行われた議会の決算委員会で追及された際に


執行部は、パース一枚開示しただけとのことでした。詳細は不明なんです。(成果を問われて「デペロッパ4社から問い合わせがあった」と執行部は回答したらしい)



今年6月にツタヤ図書館がオープンした和歌山市でも、宇部市と同じく、基本構想・基本計画から手掛けているのは、アールアイエーでした。


最近、図書館含む複合施設の指定管理者にカルチュア・コンビニエンス・クラブを選定した大阪府門真市も、基本構想を受託していたのは、アール・アイ・エー。2012年4月に一般競争入札で事業者を公募。二社応募があり、380万円でRIAが落札 門真市がCCCを選定!より


和歌山市では、契約したのが国交省管轄の公益社団法人ではありましたが、その下請けコンサルタントとして業務を行っていたのがアール・アイ・エーでした。



和歌山市のケースでは、すべて随意契約ではありましたが、成果物は、一応はすべて開示されていました。


それに対して、宇部市では、そうした成果物が一切出てきていないのです。


いったい、なんなんでしょうか?




今回分かったのは、カルチュア・コンビニエンス・クラブが公共図書館を受託する際に、その事業計画を立案することが多い会社が、宇部市でも活躍しており、


なぜか、ツタヤ図書館もどきを設置するビルとはまったく関係のない部分の事業でも活躍されているようなんです。


ちなみに、アール・アイ・エーが宇部市の新川駅前再開発で受託した事業は以下のようになっています。総額にすると、ざっと4300万円!





入札だったり、プロポーザルだったり、随意契約だったり、なかなか不思議な契約ですね。


今回落札されたのは、いちばん右のBブロックの模様



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