2020年11月29日日曜日

宇部市の次は、熊本県宇城市か?


こんにちは、日向です。

さきほど、いつも図書館関連の情報をいちはやく教えてくれるawakoyotさんが以下のようなツイートをされていました。


宇城市立図書館及び宇城市不知火美術館指定管理者(候補者)の選定結果について - 宇城市 
https://city.uki.kumamoto.jp/q/aview/12/17290.html 
名称:カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(蔦屋書店) 
#ツタヤ美術館 #ツタヤ図書館 #公設ツタヤ問題 #宇城市

https://twitter.com/awakoyot/status/1332627982469324802


これみて一瞬、うじょうし? ってどこ? と思いましたが、検索してみますと

熊本県にある宇城市(うきし)でした。ウキウキする宇城市と覚えておくと便利ですね。

人口約6万人ですから、武雄市(4万7734人)よりも少し多いくらいです。

ちなみに、武雄市は、2013年にツタヤ図書館がオープンしたときには、人口約5万人と言われていましたので、この7年間で着実に人口減っているんですね。

それはそうと、今年に入ってからは、香川県丸亀市、山口県宇部市につづいて、三番目の「CCC公共施設の指定管理者に選定か?」ニュースとなりました。(宇部市は、指定管理者選定までは至らず、CCCと連携協定締結の段階でした)

いつものことながら、なんで、いま頃、CCCをありがたがっているんでしょうか?

不思議で仕方ないですね。

とりわけ気になるのは、awakoyotさんが

ツタヤ美術館がやって来る

とツイートされているように、もしこのまま議会承認されれば、CCCにとっては、初の美術館の運営を担うことになりそうな点です


美術館については、CCCが市民センターを受託した丸亀市が市立図書館併設の美術館を持っているので、市民センターで入り込んで、そちらを狙っているのではないのかとか、

2015年にツタヤ図書館になった神奈川県海老名市では、以前から、いまある図書館の近隣に美術館を建てて、その周辺一帯を文化村にする構想を市長とCCCが計画しているというウワサが流れていました。

「アート大好き」を公言してはばからないCCC増田宗昭CEOとしては、ツタヤ美術館の“パイロットモデル”をどこかに作りたいでしょうから、宇城市は、その実験台になるのかもしれません。

果たして、CCCなんかに任せて大丈夫なんでしょうか?



で、私すぐに知りたかったのは、宇城市の情報開示制度がどうなっているかです。

宇部市みたいに、市外の人間には、紙切れ一枚出さないという暗黒行政だったりしますと、

これまた、なにが起きているのか調べるのがとってもやっかいなので、サクサクっと、概要だけでもわかるようなものを出していただきたいところです。


市のサイトをみますと、



「制度を利用できる人」は
 
どなたでも利用できます。

となっていますので、とりあえず大丈夫かなと思いますけれど、

開示請求書の書式をみますと、なんか嫌な予感がするんですよね。

請求者区分の選択肢のなかに、市外在住者欄がひとつもないんです。







週明けに直接問い合わせてみなければなりませんけれど、もし宇部市みたいなことになったら、

これはまた厄介なことになりますねえ。

ちなみに、これまでCCCが参加した公共施設のコンペにおいて、公正公平に選定が行われたと認められる自治体は、私が知っている限りではひとつもありませんでした。


直近の丸亀市では、CCCの誘致を積極的に進めてきた元議長が副市長からパワハラを糾弾されて百条委員会が開かれるまでの大事件になりましたし、

宇部市は、ツタヤ図書館もどきを設置する条例案がどんでんがえしで否決された直後に市長の辞任劇という大騒動に発展しました。


熊本県宇城市でも、もしかしたら、なにかCCCを呼んでこないといけないような事情があるのかもしれません。

少し時間はかかると思いますけれど、なにかわかりましたら、またこのブログでご報告したいと思います。

ちなみに、情報開示請求の主旨としては、おそらく以下のような文言になるかと思います。


・宇城市立図書館及び宇城市不知火美術館指定管理者にカルチュア・コンビニエンス・クラブを選定するまでの経緯がわかるすべての文書

・カルチュア・コンビニエンス・クラブは、2018年5月に、基幹事業で100%子会社であったTSUTAYA(増田宗昭社長が代表取締役会長)が、2016年4月~2018年6月までの2年間に展開した自社広告において、消費者庁から景品表示法違反で措置命令を出されている。さらに2019年2月には、同庁から1億1753万円の課徴金を課せられていることはメディアでも大きく取り上げられた。宇城市は、今回の指定管理者の選定にあたって、これら違法行為を認定された同社の公務運営者としての適格性について詳しく検討した経緯がわかるすべての資料


よろしくお願いいたします。

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