2022年12月17日土曜日

木更津市・出来レースの証拠文書を独占入手!


こんにちは、日向です。


10/31にアップしました


速報・木更津市にツタヤ図書館ができる?


のなかで、


一次審査通過者だけに配布された資料のなかに、しっかりとCCCの社名がクレジットされており、結果発表をみたらCCCが選定された


というウワサを報じました。



かねてより、そのときの配布資料を開示してもらえるよう、木更津市市民活動支援課に要請しておりましたところ、


ようやく一昨日、問題となっている資料をメールでお送りいただきましたので、論より証拠というわけで、その爆弾資料をアップしておきます。

(本文書が開示されるまでの経緯は、のちほど別のエントリーに書きます)



(あれっ、前にそんな情報みたことあるなぁ、なんて思われたかもしれませんが、たぶん、それは夢の中のできごとでしょう)








一般社団法人まちづくり木更津が、市民交流スペースのあり方に関する提言を木更津市に行った「中活コーディネーター業務報告書」というものがそれで、報告書の作成者がCCCだったというわけです。






少し時間があきましたので、これまでの経緯を整理しておきましょう。



木更津市が駅前に整備する予定の新庁舎(複合施設)に設置予定の市民交流プラザの基本設計・基本計画策定事業者を公募して、その一次審査を通過した事業者だけに送られたのがこの報告書でした。



あれっ、このなかに「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」って社名が明記されてるじゃあない? どうして?



応募事業者のみなさんは、さぞや、おかしいなぁ、ヘンだなぁと思ったに違いありません。


そしたら後日、基本計画策定事業者に選定されたのが、そのカルチュア・コンビニエンス・クラブだったというんですから、


なんだよ、それ(??'ω')!!!


って、思いますよねえ。



これ、基本計画策定者を募集するかなり前(2020年度)に作成されていたようなんです。


マジメに後から応募した事業者からしたら、事前に、別の予算もらって詳細な調査をCCCだけがさせてもらっていたわけで、もう完全なフライイング。いまさら、それを参考にして提案しろなんて言われたら、混乱しますよね。



この報告書をパラパラとめくってみますと「活かしきれてない」とか「市民が訪れたくなる~」とか、やたら三角形の図を使ったパワポとか、全編にわたって、いつものお仕着せがましいCCC臭がプンプン漂ってきて、ツタヤウォッチャーほど、うわぁと、気持ち悪くなるのではないかと思いました。


そもそも「中活コーディネーター業務報告書」というタイトルなのに、なぜか、市民交流施設の必要性ばかり強調されており、117ページにわたる報告書の結論部分には「市民交流センターに必要な機能・提供する価値」として


「セレクトされた1万冊規模の学び図書館」

「美術館のような企画展」

「学びのプロジェクト型イベント」


――という3つの要素があげられておりまして、これを読めば、要するに


カルチュア・コンビニエンス・クラブに任せてツタヤ図書館もどきをつくりませんか?


という見事なプレゼンテーションになっているんですね。


(交付資料3)中活コーディ ネーター業務報告書③.pdf より




当然その結論にいたるまでの調査は、


公共施設が活用されていないとか、活きたくなる施設がないとか、市民の交流の場が少ないとか、若者が集える場所がないとか、駅前ににぎわいがないとか、


これまでツタヤ誘致自治体のプレゼンでさんざん耳というか、目にタコができるくらいに見飽きて、手垢のつきまくった広告宣伝が繰り広げられているわけなんです。


全編にわたって、各地のツタヤ図書館(もどき)の写真がふんだんに使われているばかりか、事例紹介には、ガッツリ、エンクロスとマルタスが詳しく取り上げられていたりします。


これって、まともな調査って、呼べるんでしょうか? 


自社のツタバ館を、自己負担ゼロ円で自治体に作らせて、公共部分の運営費をもらいながらえげつなく金儲けしようとする利害関係者に、まちの現状と課題の調査をさせたら、そりゃあ、自分たちの都合のいいデータばかり導き出して当然ですよ。



ちなみに、この報告書を作成するにあたっては、総務省の中活ソフト事業という特別交付税交付金の措置を受けていることがわかっておりまして「その金額は、541万円である」と総務省から回答が答がありました。事業費の2分の1を措置する制度なので、木更津市が申請した事業費は、この2倍の1082万円と推定されるんです。←間違いでした


【2022/12/22追記】その後、千葉県への開示請求によって、CCC作成の報告書が該当する「総務省の中活ソフト事業」全体で予算額は455万円であることが判明。しかし、CCC作成報告書のみに要した額ついては、地域政策課が「個別の案件には答えられない」と回答を拒んでいる。


今回の市民交流プラザの応募者にしたら、CCCは、2年前から同じ課題を別の予算をもらってじっくりとプロポーザル練ってきているのに、自分たちは、その資料を参考にして2週間で、プレゼン内容をつくれなんて言われてるわけですから


ざけんじゃあねえよ!


とホントに怒り心頭に達する話ですよね。



基本設計・基本計画の公募する2年前に、その応募予定事業者にベースとなる調査・提言を依頼していた木更津市って、なんなんでしょうか? 


木更津市では、こんな結論ありきのデタラメな行政が日常的に行なわれているんでしょうか。


これまでのツタヤ誘致自治体でも、似たようなことが横行していましたが、それは、ツタヤ図書館にすると先に市長が宣言をして、手続きはあとで辻褄を合わせる方式でしたが、その方式に各地で非難囂々、賛否を問う住民投票や住民訴訟が続発しまして、結局は形だけでもちゃんと、公平公正にコンペをする流れになってきていました。


ところが、木更津市は、2012年に宣言した武雄方式を、10年さかのぼって適用しているようなんです。しかも、宣言もなしに、コッソリと。


当然、いまこいうことをすれば、官製談合で関係者は罪に問われてしまいます。CCCの信用も地に落ちるでしょう。



和歌山市は、大量の議事録の廃棄と黒塗りによって、かろうじて逃げ切ってますが、それから比較しても白昼堂々、こんなヤラセまがいの公募をしているなんて、ほんとに開いた口がふさがりません。


市民は黙っていたら、ほんとにこれまでのツタヤ自治体のように、CCCに食い物にされてしまいますよ。



【関連記事】













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2020年8月29日土曜日

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