2019年3月8日金曜日

CCCへの公開質問状

こんにちは、日向です。

先日書きました「“嘘つきTSUTAYA”を違法認定」に関連して、近くビジネスジャーナルに記事を発表することになりました。(もしかしたら、大人の事情でお蔵入りになるかもしれませんが…)

詳細はまだ明らかにできないのですが、現在、最後の詰めを行なっており、CCC広報室へも質問状を出して回答をいただけるよう御願いしているところです。

本日は、その質問状を全文公開いたします。

これを読めば、どのような記事が出るのか、だいたいおわかりいただけるのではないかと思います。

もう、完全にネタバレですね。

よろしく御願いいたします。



カルチュア・コンビニエンス・クラブ広報部 
○○○○○さま

フリージャーナリストの日向咲嗣です。
いつも、お世話になっております。

先月22日に消費者庁から昨年5月の措置命令に関して
㈱TSUTAYAに出されました
課徴金納付命令に関する取材を現在進めております。

近日中に、ビジネスジャーナルにて、これに関する記事を発表する予定です。

つきましては、お忙しいところたいへん恐縮ですが、以下の点について、ご回答いただきたく存じます。

1.消費者庁の発表をみますと、今回の件で課徴金対象期間とされたのは、2016年4月から2018年6月となっていますので、その期間中に貴社を指定管理者に選定した和歌山市に対しては、事前、あるいは事後に、消費者庁から貴社グループの基幹事業であるTSUTAYAレンタルの広告が違法認定されたことの報告は、なされましたでしょうか?

2.貴社が和歌山市民図書館の指定管理者に選定されました2017年11月30日までに、今回の虚偽広告の件で、レンタル部門が消費者庁から調査を受けたり、資料の提出を求められたり、弁明の機会を設けられたりした事実はありましたでしょうか?

3.上記の時期に、近く貴社のレンタル部門が違法認定されかねないことを危惧されて、貴社が和歌山市に働きかけて、指定管理者選考時期を本来のスケジュールよりも早めたのではないのかと指摘する人もいますが、そのような事実はあったのでしょうか?

4.上記の時期に開催された和歌山市の市民図書館の指定管理者選定委員会は、貴社のレンタル部門が重大な法律違反を犯して監督官庁に措置命令まで出され、なおかつ巨額の課徴金納付命令まで出されるに至った行為が選定前に行なわれていたことを十分に把握しないまま、貴社に高い評価をつけて指定管理者に選定したことのようですから、今回の事件が発覚したことで、貴社は、今秋開館の新市民図書館の指定管理者となることを辞退されるおつもりはないのでしょうか?

5.貴社の基幹事業でありますレンタル部門でこのような違法行為が、2年間にもわたって平然と行なわれていたと消費者庁は認定しています。そうすると、図書館運営部門でも、同様の「優良誤認」が疑われる事実に基づかない自社実績のアピール(入館者数、アンケート等の報道発表など)行為が常態化しているのではないかと指摘する人もいますが、それについては、どのようにお答えになられますか?

6.最後に、貴社運営の図書館の利用者をはじめとした関係者の方に、今回の虚偽広告の件で、なにかメッセージがありましたら、一言御願いします。

以上 


崩壊寸前だったCCC へつづく

“嘘つきTSUTAYA”を違法認定へもどる

【関連記事
崩壊寸前だったCCC
“騙し広告”で39億円稼ぐ図書館運営者
虚偽広告の実態
謝罪会見すらしない非常識な企業
CCCから報告受けたのか?
違法行為をしたのは別人格?
CCCにひれ伏す役人
「不祥事に無言」は無責任の極み?
“TSUTAYA帝国”の落日
役所版『悲しきヒットマン』

0 件のコメント:

コメントを投稿