昨日書きました
「『CCCの営業マン』~」を検証する(2)
にて
市民には絶対にみせないけれども、議員とメディアにはみせる。それがCCCによるツタヤ図書館の流儀なのでしょうか。
と書きましたところ、クラスタの方たちから
「TKOのときからそうだった」
「当時はあちこちで少しずつ出てくるパース図を懸命に収集していた」
とのご指摘をいただきました。
ツタヤ図書館を誘致した自治体はどこも、CCCを選定した瞬間から、自分のところの図書館のパースすら勝手に発表することができなくなるんですね。
和歌山市では、市民が開示請求したCCCの提案内容は真っ黒でしたが、委員会に提出されたCCC選定報告には、ちゃんとパースが掲載されていました。
左が委員会に提出されたCCC提案、右は市民に開示されたCCC提案 |
メディアに掲載された「ツタヤ図書館」の記事にも、パースが使用されていたところをみますと、CCCがメディアに提供する形で発表されたものでしょう。
自治体は、CCCの許可が得られないと、市民には開示することすらできないということなのでしょうか。
和歌山市民図書館の公式サイトに掲載されている「新図書館建設情報」も、昨年11/24のプレゼンを最後に更新が停止しています。新図書館のパースをアップするのに、CCCの許可が得られなかったでしょうか。
巨額の補助金で専用の建物を用意してあげ、巨額の開業準備費で、独自分類とTカードを取り入れた図書整備とシステム構築をさせてあげ、そのうえに、直営時代の2倍の指定管理料を払って運営を任せていても、なお、市民は、新図書館のパース1枚自由にみることもできない。それが「ツタヤ図書館」なんでしょうか。
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